今年度の人権同和教育参観日は、各学級の学習公開の後、愛知県から「いのちをバトンタッチする会」の代表鈴木中人さんをお招きし、「いのちの授業」を実施しました。
令和5年の夏、鳥取県道徳教育研究大会で鈴木さんのお話をお聞きし、是非とも聖郷小学校にお呼びしたいと思い、念願かなっての実施となりました。
ご自身の子どもさんが小児がんで亡くなられた実体験をもとに、命の大切さ、家族の絆、生きるということの幸せなどをテーマにお話していただきました。
体育館には、1年生から6年生までの全校児童と保護者の皆さん方、本校の職員が集まりました。
鈴木さんは、「どんなにどんなに頑張ってもだめな事はある。でも、流した涙の分だけ幸せになれる」と話されました。
今まで何気なく当たり前に送っていた日常がどれほど奇跡的なものであったかと思うとともに、生きるということの根源的な意味を深く考えさせられた時間となりました。
鈴木さんのお話を親子で聞いていただいた事は、本当に良かったと思いました。
21日からの4連休、きっと親も子も、自分自身の命の大切さと、お互いの命の大切さを感じながら過ごされたのではと思っています。
鈴木さんの「いのちの授業」を本校教育にしっかり活かしていきたいと思います。




