2025年11月25日火曜日

いのちの授業

 今年度の人権同和教育参観日は、各学級の学習公開の後、愛知県から「いのちをバトンタッチする会」の代表鈴木中人さんをお招きし、「いのちの授業」を実施しました。

令和5年の夏、鳥取県道徳教育研究大会で鈴木さんのお話をお聞きし、是非とも聖郷小学校にお呼びしたいと思い、念願かなっての実施となりました。

ご自身の子どもさんが小児がんで亡くなられた実体験をもとに、命の大切さ、家族の絆、生きるということの幸せなどをテーマにお話していただきました。

体育館には、1年生から6年生までの全校児童と保護者の皆さん方、本校の職員が集まりました。






鈴木さんは、「どんなにどんなに頑張ってもだめな事はある。でも、流した涙の分だけ幸せになれる」と話されました。

今まで何気なく当たり前に送っていた日常がどれほど奇跡的なものであったかと思うとともに、生きるということの根源的な意味を深く考えさせられた時間となりました。

鈴木さんのお話を親子で聞いていただいた事は、本当に良かったと思いました。

21日からの4連休、きっと親も子も、自分自身の命の大切さと、お互いの命の大切さを感じながら過ごされたのではと思っています。

鈴木さんの「いのちの授業」を本校教育にしっかり活かしていきたいと思います。


2025年11月12日水曜日

馬頭琴と楊琴(ヤンチン)コンサート🎵

  鳥取県文化振興財団の文化芸術事業を活用して、
『馬頭琴と楊琴コンサート』を開催しました。
 モンゴル出身のバータルジャブ-ボルドエルデネさん
による馬頭琴と中国出身のグォ-ミンさんによる楊琴
(ヤンチン)の演奏を聞かせていただきました。
 馬頭琴の弦は馬の尻尾の毛が撚り合わされて作られ
ていることや、楊琴が西洋に伝わり、ピアノになった
ことなど、楽器に関わるお話もしていただき、子ども
たちは興味深く耳を傾けていました。














『ホーミー』というモンゴルの独特の声の出し方も
体験させていただきました。ボルドエルデネさんは、
ホーミーの世界チャンピオンだそうです。













 コンサートの終わりには、児童代表として、6年生の
倉光音羽さんがお礼を述べ、お礼のプレゼントとして
前田愛歌さん、田中愛心さんが1、2年生が作った花束
を渡しました。













異国の音色に癒された素敵な時間となりました。


2025年11月7日金曜日

自分に勝つ!マラソン大会

 秋晴れの中、年に1回のマラソン大会を行いました。

毎年、私が子ども達に話すのは、マラソン大会は、「自分自身とのたたかい」であり、「苦しくても逃げない、自分自身から逃げない」ということを何より大事にしてほしいということです。

子供達は、校長の言ったことをちゃんと覚えてくれているものですね。

マラソン大会が始まる前に校長室へお話に来た5年生の男の子が「校長先生が、今日僕たちに言うこと分かるよ。」とニコッと笑って言いました。

ちゃんと聞いてくれている、そして、ちゃんと覚えてくれている。嬉しいことだなあと思いました。





どの子も、一人一人がそれぞれに今持てる力を最大限に出そうとチャレンジしたマラソン大会になったことを私は、本当に嬉しく思いました。

そして、たくさんのお家の方々の応援、あたたかい拍手ありがとうございました。

また、地域ボランティアの方も来てくださり、子ども達の安全確保に協力して下さいました。

感謝申し上げます。いつもありがとうございます。

「自分に勝つ」「自分自身から逃げない」どの子も成長した、行事となりました。